トラブル偏

システムの復元

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Windows XPには「システムの復元」という機能がついています。
これは、パソコンの調子が悪くなった時に、悪くなる前の状態に戻すことです。


実は、この機能を使うことには、賛否両論があります。
しかし、私は困ったときには使ったほうが良いと思っています。
特に、初心者や初級者の方は。
初心者や初級者の方が中途半端に余計なところを触るよりも、結果的にはリスクは少ないと思うからです。
実際、私もパソコンのトラブルの話をよく聞きますが、
「え?なぜそんなことをやったの?」と思うような、無茶なことをされる方も多いです(笑)
では、システムの復元とは結局何なのでしょうか?
これは、Windowsのシステムファイルや設定が書き込まれている「レジストリ」と呼ばれるデータを過去に保存してあったものに置き換えることによって、パソコンの設定を過去の状態に戻すものです。

少しわかりにくい表現になりましたが、「復元ポイント」というものを作ったときに、そのときのデータが保存されます。
それが復元の操作で戻すことが出来るということです。
ですから、復元ポイントが作成されていないと戻すことは出来ません。
初期設定では、定期的にシステムチェックポイントとして保存されますし、
ソフトをインストールするときにも作成される場合もあります。

それでは、やり方を説明します。
スタートメニューから「すべてのプログラム」−>「アクセサリ」−>「システムツール」−>「システムの復元」をクリックします。
そうすると、「コンピュータを以前の状態に復元する」「復元ポイントの作成」「以前の復元を取り消す」の3つの項目が出てきます。
コンピュータを以前の状態に復元する
これがシステムの復元をするための項目です。
これにチェックを入れて、「次へ」ボタンを押すとカレンダーから過去の復元ポイントを選択できます。
太字になっているのが復元ポイントのあるところです。

復元ポイントの作成
これは、現在の状態を復元ポイントとして記録しておくものです。
好きな名前をつけることが出来ます。
わかりやすい名前をつけましょう。

以前の復元を取り消す
これは、以前に「システムの復元」をした、その復元操作を取り消します。
システムの復元をしても、直らなかったときなどに使用します。

Windows98のときは、何度かリカバリ(工場出荷時に戻す作業)を行いましたが、
XPになってからは、1度もリカバリをしなくてもパソコンの調子が悪くなることはありませんでした。
厳密に言うと、悪くなってもシステムの復元で回復したということです。

さて、最後にWindowsが起動しなくなった場合についても書いておきましょう。
実は一度だけありました。
この場合には、セーフモードで起動できるかどうか試してください。
通常は「F8」キーをWindowsが立ち上がる前に押し続けると、選べるはずです。
セーフモードでもシステムの復元は使えます。
セーフモードでも駄目な場合は、そのセーフモードを選ぶ画面で、
前回正常起動時の構成という項目を選択してください。
これで、起動できるようになると思います。

よく、メーカー修理の大半は設定上のトラブルが原因と言われます。
実際、「修理に出した」と聞いたときも、よくよく話を聞くと、
「単純な設定変更ではないか?」と思えることが多いです。
もちろん、機械的なトラブルの可能性もありますが。
ですから、まずはシステムの復元でトラブルの改善を試みるのが大切です。

注意点
システムの復元使用時の注意点をいくつか挙げておきます。
・インストール情報も削除されるので、インストールしたプログラムも消えてしまう。
・フォルダを移動した場合など、フォルダ構成が変わってしまう場合がある。
・Windowsが提供しているフォルダ(マイドキュメント、ProgramFilesなど)は正しく使う。
(よくわからない人は、自分の作ったデータはマイドキュメントに入れると思っていれば大丈夫です。
その中でフォルダ分けは自由にしていただいて大丈夫です。)

まとめ
まずは、自分で出来ることを試してみる。
自信のないことをするよりは、システムの復元のほうがリスクは少ない。
しかし、決して万能ではないので過信はしないこと。
薬と同じと思っても良いかもしれません。
安易に薬に頼るのは良くないですが、勝手は判断による自己療法はもっと危険です。

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2006年07月12日 11:30